【星屑】JAXA筑波宇宙センター特別公開に行ってきた。2020年の公開に向けて見学のコツを伝授!

JAXA筑波宇宙センターの特別公開に行ってきました。

今日は年に1回の特別公開に行くためのコツを伝授しましょう。

2020年の公開に向けていろいろ準備しておくと、より一層楽しめます。

1.JAXA筑波宇宙センター特別公開とは?

茨城県つくば市にはたくさんの国立研究所や民間企業の研究所がありますが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の筑波宇宙センターもその一つです。

ここでは日本の宇宙開発の中心地として人工衛星の開発や宇宙ステーションの運用や実験などを行っています。

年に1回、例年では9月か10月の土曜日に特別公開を実施することが多いようですね(昔は年に2回ありました)。

日頃の成果の紹介や普段見ることができない施設の見学や宇宙飛行士の講演、水ロケットの打ち上げ体験や宇宙ステーション運用模擬体験などがあり、多くの人で賑わいます。

2.事前予約と整理券配付

当日実施されるイベントのいくつかは事前予約(抽選)が必要です。公開日が発表されたらこまめにJAXAサイトをチェックしましょう。予約(抽選)はウェブサイトで行われます。

ちなみに、今年(2019年)の事前予約(抽選)だったイベントは、こんな感じです。

・宇宙ステーション運用模擬体験
・水ロケット製作
・小型衛星試験棟クリーンルーム見学
・大型衛星試験棟クリーンルーム見学
など

正直、なかなか当たりませんので全部申し込んでおけばいいでしょう。

事前予約(抽選)なしで、当日、整理券が配付されるイベントもあります。

・宇宙飛行士の講演会
・磁気試験設備見学
・3D映像で体験。こうのとり運用の歴史
・塗り絵体験

お目当てのイベントがある場合は早めに会場入りして整理券をゲットしましょう。

もちろん、予約なし、整理券なしでも充分に楽しめるイベントがたくさんありますのでお楽しみに。

3.交通アクセス

3.1.電車で行く場合

電車で行く方法は2つです。

JR常磐線ひたち野うしく駅から無料送迎バスが9時頃から30分おきに出ます。

宇宙センターまでは約30分かかります。本数は多くないので通常の有料バスの利用もおすすめします。

もう一つは、つくばエクスプレスつくば駅からの無料送迎バスです。

こちらも9時頃からバスが出ますが次から次へとバスが来るので並べばそれほど待たずに乗ることができるでしょう。ただし、どちらも朝イチは混みます(みんな整理券目当てですね)。今年のバスは観光バスだったので座って宇宙センターまで運んでくれました。

つくば駅からも通常の有料バスもありますので、1秒でも早く到着したい場合は有料バスを使う手もアリです。

3.2.自家用車で行く場合

車で行く場合はいろいろ注意が必要です。

宇宙センターの駐車場は500台ほどのスペースしかありません。このため開門時から入らないとすぐに満車になってしまいます。

しかし、宇宙センターの正門がある道は東大通りと言ってつくばの幹線道路。長時間並んで待つような場所はありません。

特に北側(つくば駅側)から宇宙センターに来ると正門に入るには信号を右折して入らなければなりません。ここは矢印信号ですので右折できる時間も短く大渋滞します(この方法は避けましょう)。

よって、正門に入るためには東大通りを南から入ることをおすすめします。並んで待つ場所はありませんので開門に合わせて入るようにしましょう。

ちなみに宇宙センターの南側面(洞峰公園側)にも門がありますが、こちらは職員専用の門ですので当日は使えません。

今年は8時開門で10時前にはすでに満車の掲示があり入ることができなくなっていました。

この場合、方法は次の2つになります。

一つは洞峰公園の有料駐車場に入れて歩く、です。洞峰公園の駐車場が空いていればベストの選択になります。1時間約100円で駐車でき、駐車場から少し歩けば宇宙センターです。

洞峰公園の駐車場も満車になることがありますので、この場合は、つくば駅周辺の有料駐車場に停めて無料送迎バスで移動となります。1時間200円程度になります。

車で行くにはそれなりの覚悟と入れなかったときのバックアップ案を考えておいたほうが良さそうですね。

できる限り無料送迎バスを使いましょう。結局は一番早く到着できるような気がします。

4.みどころ

毎年、展示やイベント内容は異なるので今年のものを参考に書いておきます。ここに書いてあるイベント以外にも楽しいイベントがたくさんあります。

4.1.宇宙ステーション「きぼう」の開発モデル展示

日本の宇宙ステーション「きぼう」の開発モデルの展示があります。実物大の開発モデルを間近で見ることができます。今年は宇宙ステーションで実験を行った際のサンプルを地上に戻す「サンプル用カプセル」の展示もありました。宇宙から戻ってきたカプセルの実物を見ることができます。

4.2.宇宙飛行士講演会

宇宙飛行士による講演会で宇宙での生活や訓練の話を聞くことができます。普段、会うことのできない宇宙飛行士から直接話を聞くことができます。今年は大西宇宙飛行士、金井宇宙飛行士の講演でした。

4.3.宇宙ステーション管制室

宇宙ステーション「きぼう」の管制室をガラス越しに見ることができます。かなりの行列になるのでお早めに。宇宙ステーションは24時間365日ずっと運用をしていますので何かしらやっている姿を見ることができます。

4.4.大型衛星試験棟

大型衛星を試験する一連の施設を見ることができます。いつもは廊下からガラス窓越しに見るだけでしたが今年は実際にクリーンルームに入って見学ができたようです。大型の振動試験設備、音響試験設備、超大型熱真空チャンバなど実際の大型衛星試験の現場を歩きます。

4.5.水ロケット製作&打ち上げ

ペットボトルを使った水ロケットを製作し、実際に打ち上げます。子供たちに大人気のイベントです。職員が作った巨大な水ロケットを飛ばす時間もあります。

4.6.宇宙ステーション運用模擬体験

子供たちが宇宙ステーションの管制官になり、ステーションを運用します(模擬体験)。実際に子供たちの横でサポートしてくれるのは本物のステーション管制官なので非常にリアルです。終わった後には認定証をもらえます。

4.7.磁気試験棟

今年は宇宙センターの中央部、森の中にある「磁気試験棟」の公開がありました。これはかなりのレアな施設です。建物の内外はできる限り金属を使わないで作られ、内部には大きなコイルが設置されています。このコイルに電流を流して地球の磁場を打ち消し「ゼロ磁場空間」を作ります。なかなか公開しない施設なのでダッシュで整理券をゲットしましょう(遠いです)。

4.8.大型ロケット展示

正門近くにはH-2ロケットが屋外展示してあります。なんと!このロケットは模型ではなく「本物」。H-2ロケットの打ち上げでは8号機が失敗しましたが、その前にすでに作られていた7号機がキャンセルとなりました(このときは、8号機が先になり、次に7号機を打ち上げる予定だった)。

いくつかに分散して保管していたものを集めて今のような展示になりました。本物のロケットを間近で見てきてください。

4.9.展示館

展示館は公開日でなくても見れる施設ですがJAXAの過去から今までの人工衛星、ロケットのエンジン、こうのとり、宇宙ステーション、はやぶさ2などが展示してあります。公開日は説明員も何人かいますのでいろいろと聞いてみましょう。

展示館の隣にはお土産屋があり、JAXAグッズ、宇宙食、ピンバッジ、ワッペン、Tシャツ、帽子などいろいろなものが売られています。

公開日当日は会場内でもグッズショップが何ヶ所かあります。

5.いろいろコツや注意事項など

公開日についてのコツや注意事項を書いておきます。参考にしてください。

・交通手段に注意。特に車で行く場合は上記を参照して上手く予定を立てましょう。

・構内は非常に広いので歩きやすい靴、服装をおすすめします。正門から一番奥まで歩くと15分程度かかります(構内シャトルバスもあります)。

・食堂は特別メニューが提供されますがお昼時は大混雑します。お弁当などの持参もOK。構内にも屋台が出ますので、それらも利用できます。

・コインロッカーもありますが、数が少ないのでアテにしないほうが良いと思います。

・トイレは各所にありますが見学者用のトイレが決まっていますのでご注意ください。

・展示館、お土産屋はいつもの営業時間よりも短い16時閉店です。

・帰りの無料バスは長蛇の列になりますが、つくば駅行きは次々バスが来ますので30分程度の待ち時間で乗ることができます。

6.宇宙科学研究所、航空技術研究所の公開もあります

JAXAは旧宇宙開発事業団、旧宇宙科学研究所、旧航空技術研究所が合併した組織です。

筑波宇宙センターの他に宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)、航空技術研究所(東京都調布市)も一般公開がありますので興味ある方は調べてみてください。

参考 JAXA 宇宙科学研究所旧宇宙科学研究所 参考 JAXA航空技術部門旧航空技術研究所

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